立川市は5月31日、立川市市民会館(立川市錦町3)のネーミングライツスポンサーが多摩信用金庫(立川市曙町2)に決まったと発表した。
同市は新たな財源の確保、持続可能な施設の運営および施設サービスの維持・向上と地域の活性化を図ることを目的に、初のネーミングライツを市民会館に導入するにあたりスポンサーを募集してきた。2社から応募があり、「命名権料を基本に、経営の安定性、愛称の妥当性、市内事業拠点の有無、地域貢献・文化活動の実績および提案事項を総合的に判断し、多摩信用金庫に決定した」(同市)。
新しい愛称は「たましんRISURU(リスル)ホール」。RISURUは、多摩信用金庫のオリジナルキャラクターの名称。ネーミングライツの使用期間は2014年1月から2024年3月までの10年3カ月。命名権料は年額1,000万円で期間合計1億250万円。
同会館は大規模改修のため現在休館中で、正式に施設愛称となるのは2014年1月のリニューアルオープン後となる。今後の表記は、これまでの愛称「アミューたちかわ」から順次変更してくという。