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小平の複合施設、妹島さんの設計でリニューアルへ-「愛称」募集も

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小平の複合施設、妹島さんの設計でリニューアルへ-「愛称」募集も

完成イメージ(模型)

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 2014年度中のリニューアルオープンに向け、旧仲町図書館(小平市仲町145)で現在、小平市立仲町公民館・図書館の2施設の機能を持った複合施設の建設が進む。

80人の定員が即、満席になった妹島さんの講演会

 仲町公民館はかつての役場を1971(昭和46)年に建て替えた建物で、老朽化が著しくバリアフリー、耐震性向上への対処が必要とされてきた。また、市内初の図書館として1975(昭和50)年に誕生した仲町図書館の建て替えも検討されており、複合施設の計画が進められた。

 設計は妹島和世建築設計事務所(江東区)。妹島さんは2010年、建築界の「ノーベル賞」といわれる「プリツカー賞」を受賞し、2012年12月に開館したフランスのルーブル・ランス(ルーブル美術館分館)を手掛ける日本を代表する建築家。公募型プロポーザルで38事業者の中から選ばれた。「小平は祖母が住んでいたという縁もあり、ぜひ設計したいと思った」と妹島さん。

 24日には、市中央図書館(小川町2)で妹島さんの講演会「環境と建築」が開催された。80人の市民に向けて、これまでに手掛けた自身の6つの建築と同施設について、そこに込めた思いとともに紹介した。共通するのは、外部との隔たりを感じさせない地域に溶け込む建物。同施設の予定地は青梅街道に面し、993平方メートルの敷地に地下1階、地上3階建て延べ1454平方メートルの建物となる。妹島さんは「車の数も多くないちょうどいい大きさの道路。四角いビルだと圧迫感があるので、緑を入れながら周囲になじむものを考えた」と話す。

 設計コンセプトは「建物と緑と人々の活動が混ざり合う公園のような施設」とし、陶芸窯や飲食スペースなど1階で離れて配置された部屋が2階で徐々に一体化し、3階でワンフロアにと、上下階がなだらかにつながる。「建築は使われることでその場所になじんでいく」と話す妹島さんは、同施設にかける思いを「『自分たちの街を自分たちの手でつくっていこう』という思いの発端となるような地域のシンボルとして、長く愛される場所になっていけたら」と語る。

 12月27日まで同施設の愛称を募集中。採用作品には1万5,000円相当の図書券が贈られる。市中央図書館、仲町公民館・図書館準備担当で仲町図書館長を務める上田さんは「利用者から広く愛される施設となるよう実施した。たくさんのご応募をお待ちしている」と話す。12月18日まで市中央図書館で同施設の模型を展示する。

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