立川で「立川ミライ会議」-「小1の壁」や子どもの居場所づくりテーマに

「ぼくらの学び舎」では未就学児から小学生を対象にオリジナル絵本を作るプログラムを行う

「ぼくらの学び舎」では未就学児から小学生を対象にオリジナル絵本を作るプログラムを行う

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 立川市子ども未来センター(立川市錦町3)で3月21日、「立川ミライ会議」が開催される。

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 主催は、Studio-Lの洪華奈さん、NPO法人ダイバーシティコミュ理事長の森林育代さん、同副理事長の朝倉高志さん、bond place代表の小笠原祐司さん、Design Lab. t.s.d.c. 代表の佐藤宏樹さんらからなる「立川ミライ会議実行委員会」。

 「子ども未来センター1周年記念に何かやりたいと思ったのがきっかけ。同センター登録団体がそれぞれのプログラムを同日に実施するのではなく、それぞれが得意とする領域をメーンにしつつ、団体の壁を越えた企画をやりたいと思った」と佐藤さん。「立川エリア一帯が将来どうなっていてほしいか、そうするためには今何ができるのか。それぞれの思いを共有することで、未来の立川を思い描き、これからの立川のために動き出す一助になりたい。一人では何もできなくても、みんなでなら何かができる、という思いから企画した」という。

 同イベントのキーワードは「協働」、テーマは「子育て」「教育」「対話」。当日は10時から、立川でどんなことができたらいいと思うか、やってみたいことは何かなど立川の未来をテーマに、人とのつながり作りや多くの人の考えに触れる機会を作る「オープニングセッションワークショップ」を行う。

 午後は14時から、すでに課題意識を持ちアクションを起こしている事例をモデルケースとして、3つのプログラムを用意する。「知っていますか?共働き家庭にたちはだかる『小1の壁問題』」と題し、小学校低学年の子どもが放課後に過ごせる場所が不足していることで、共働きの親が仕事を辞めることになったり、親がフルタイムの仕事に再就職することが難しくなったりしている問題「小1の壁」について、同問題に取り組むNPO法人sopa代表の小田るいさんや、千葉県柏市にある民間学童「ネクスファ」教室長の辻義和さんから話を聞き、参加者同士で意見交換を行う。

 また、地域住民が先生になることで学校と家庭以外に教育の場を作る試み「ぼくらの学び舎」で、未就学児から小学生を対象にオリジナル絵本を作るプログラム「世界にひとつだけの絵本をつくろう」を開催。午前のワークショップを具体化する場として「WS 2nd Stage」も用意する。

「多様な人が集まることで、出来上がる未来の形はきっと面白くなると思う。地域活動をすでにしている方、これから始めようとしている方、ちょっと興味があるという方など、どんな方でも気軽に遊びに来ていただければ。たくさんの方の参加をお待ちしている」と佐藤さん。

 午前のみ、午後のみの参加も可能。プログラムごとに申し込みが必要。参加費、定員など詳細はホームページで確認できる。

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