小金井公園の近くに160室の大型シェアハウス「ヒガコスポーツ」(小金井市緑町2)が今月オープンし、入居者を募集している。
同施設を管理、運営するのは、ソーシャルレジデンスをコンセプトにスタジオやシアタールームなどを併設してコミュニケーションを促進する大型シェアハウスを手掛けるオークハウス(渋谷区)。同社広報の寺内彩乃さんは「弊社の20年のノウハウがあるからこそ、ここまでの大型物件を取り扱うことができる」と自負する。
同施設は、コンセプトを「スポーツ」とし、屋外に、テニス、バスケットボールなど8競技に使用可能なコートを併設するほか、屋内には一面鏡張りのマルチスタジオを用意する。カフェラウンジや大浴場の設置、自転車のレンタルも行う。寺内さんは「もともと社員寮として利用されていたが、利用頻度の低下を受け、所有者の方からシェアハウスとして運営するお話を頂いた。駅から徒歩18分という立地が課題だったが、近隣に小金井公園があることやテニスコート併設の施設だったことを生かして、かねて構想があった『スポーツ』をコンセプトにすることにした。スポーツを通してさまざまな人たちのコミュニケーションが生まれてほしい」と話す。
現在、確定している入居者の大半は20~30代で男女比は1対1、うち外国人が3~4割となっている。同社が運営する他の施設では、スポーツ、語学など入居者発信のアクティビティやサークル活動が多く開催され、入居者発のベンチャー企業の起業も。同施設でもさまざまなアクティビティの開催を予定する。
寺内さんは「入居者だけでなく、地域の方々との交流の場にも使えるのでは、と企画中。オークハウスでは夢を追っている方のバックアップも行っており、現在の入居者で『ヨガの講師になりたい』といった方に物件内でのヨガレッスン開催をバックアップしており、その他にも数十種類のアクティビティをバックアップする。新たな発信の場として楽しい暮らしを提供したい」と意気込みを見せる。
詳細はホームページで確認できる