立川の萬田ブルーベリー農園(立川市若葉町3、TEL 080-3253-9897)が7月26日から、「ブルーベリー狩り」の受け入れを始める。
武蔵野の緑豊かな原風景を思わせる1000平方メートルの敷地で、ティフブルー、ホームベルなど代表的な品種を含む15種類、約200本のブルーベリーの木を栽培する同農園。「誰もが安心しておいしく食べられるブルーベリー作り」を18年前から追求し、農薬と除草剤を使わずに育ててきた。
同農園によると、自然のままのおいしさが好評を博し、毎年夏休みになると多くの家族連れでにぎわい、遠方からのリピーター客も多いという。品種によって色や形、味わいが異なるため、甘みと酸味のバランスの好みを味見で確かめながら摘み取ることができる。
今年5月に昭和記念公園(緑町)で開催された野外フードフェスティバル「まんパク」では、地元の酒販店や、同じ多摩地域の蔵元が連携して開発した同園のブルーベリーを使った限定ビールを販売した所、人気のため完売となり注目を集めた。地域企業とのコラボによる新商品の開発や、公式キャラクターの採用など、今後も観光農園として立川を盛り上げ、ブルーベリーを通じて地元の活性化への貢献を目指す。
農園スタッフは「来園の際は、虫対策、暑さ対策のため、長そで長ズボンの着用と飲み物の持参を」と呼び掛ける。料金は、大人1人500グラムにつき1,000円。子どもは保護者同伴で無料。農場ではオリジナルジャムや贈答品の販売・配送にも対応する。
営業時間は、水曜、木曜、土曜、日曜=8時30分~11時30分、15時~17時の2部制。申し込みは、電話またはサイトから事前予約が必要となる。