武蔵村山市の「ひまわりガーデン」でひまわり見頃に-都営団地跡の空地利用で

見頃をむかえたひまわり。今月22日の様子。

見頃をむかえたひまわり。今月22日の様子。

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 武蔵村山市の「ひまわりガーデン武蔵村山」(武蔵村山市緑が丘)で現在、ひまわりが見頃を迎えている。

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 今年で3年目を迎えた同園は、都営村山団地建て替え事業のため空地となっていた区域、約3.7ヘクタールを活用するため作られた。同市生活環境部産業観光課の宮崎さんは、「当該区域は2008年以降遊休地同様となっていたため、ごみの不法投棄や雑草の繁茂による虫の発生等の苦情が寄せられており、これらの問題を解消するためにも空地の有効活用が求められていた。東京都による本格的な活用が決まるまで、2012年度から5年間、東京都と武蔵村山市が共同で暫定管理を行うことになった」と話す。

 設立以来、毎年5月には市民と市の協働で種まきが行われ、今年は約500人のボランティアが参加した。「風物詩となる植物を市民の方の手で植えることで、大規模公共用地の有効活用を図るだけでなく、市民参加の場の拡大、地域活性化に資することも目的。都営団地の建て替えに伴う空地の暫定的な活用として花畑の活用例は他になく、市民の憩いの場、新たな観光名所としても期待を寄せている」

 西武ドーム約2個分の敷地に、満開時には約50万輪のひまわりが咲く同園。「今年の開園日となった今月12日当初は開花しているひまわりはまだ少なかったが、1週間ほどで見頃を迎えた。現在も見頃は続いているが、ぜひ早めにお越しいただければ」と宮崎さん。

 期間中は園内を巡るスタンプラリーを実施するほか、同園に咲くひまわりを題材にしたフォトコンテストや絵画展の作品も募集している。

 「夏の思い出の1コマとして、同園のひまわりに会いに来てみては」と宮崎さん。

 開園時間は9時~17時。入園無料。8月中旬ごろまで。フォトコンテストや絵画展の応募締め切りは9月5日必着。応募方法など詳細はホームページで確認できる。

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