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小金井公園で「お月見のつどい」-シェイクスピア劇やワークショップも

昨年の会場の様子

昨年の会場の様子

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 小金井公園の江戸東京たてもの園前広場(小金井市桜町3)で10月4日・5日、恒例の「小金井お月見のつどい」が開かれる。主催は小金井市観光協会(本町6)。

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 今年で47回目を迎える同イベント。毎年3~5万人が訪れ、昨年は約3万1,300人が訪れた。当日会場では焼きそば・たこ焼きなど、市内の店を中心に約40店の屋台が並ぶ。輸入玩具店「トイピース」(緑町2)、オリジナル子供服店「アコースティック」(緑町1)、園芸店「オリーブガーデン」(梶野町1)も出店する。縁日コーナー(13時~)、野だて(14時~)なども。

 特設舞台では、同協会が公募で集めた20人で結成した「お月見劇団」によるシェイクスピア劇「十二夜」のほか、小金井囃子(はやし)、フラメンコなど市内で活躍する団体を中心に約20のパフォーマンスが行われる。今回、初参加となるのは、ゴスペルコーラス「コーシーズ・マス・クワイヤ」。

 4日には「小金井の歴史をたどるガイドツアー」を開催。ボランティアガイド「まちなか観光案内人」が武蔵小金井駅から小金井公園まで約2時間かけ市北側の歴史を紹介する(先着10人)。

 また今年は、「お月見のつどい」をより楽しむための3つの応援イベントも展開。nonowa東小金井(梶野町5)で、同イベント開催に先立ち9月20日・21日に、「秋はお月見!野菜はんこdeアート」(当日自由参加)を行う。お月見の由来は野菜などの収穫祭だった説もあり、1年の収穫を皆で祝う意味も込め、同イベント案内パネルに江戸東京野菜など手作りの野菜型はんこを参加者が押して、秋らしい絵を完成させる。同市では、江戸東京野菜の復活に積極的に取り組み、市内農家で12品目が栽培されている。

 ほか、同イベント期間中には、市内施設の使われなくなったクリアファイルを材料にしてオリジナル提灯を作る「ちょうちんつくってお月見に行こう!」(定員各日60人、参加申し込みは10月2日まで)や、スタンプラリー「こきんちゃんスタンプを集めて缶バッジをもらおう!」も開催する。

 同会事務局長の藤田英夫さんは「趣向を凝らした応援イベントなど新しい試みや、お月見の風情を楽しんでいただけるような楽しい催しをそろえたので、ぜひお越しいただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は12時~20時。(5日は19時30分まで)。ガイドツアーや応援イベントの開催時間、参加方法など、詳細は小金井市のホームページで確認できる。

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