立川市子ども未来センター(立川市錦町3)で10月18日・19日、「立川文化芸術のまちづくり協議会 ワークショップ×ワークショップ」が開催される。
同イベントは「アート・音楽・演劇・ダンス 五感の体験。」をテーマに、福永紙工(錦町6)などのクリエーティブ企業、武蔵野美術大学・国立音楽大学を始め、立川を中心に活動する文化芸術団体20組が参加する。同実行委員会委員長の塩川岳さんは「市民に気軽に文化芸術を感じて体験していただける場として、短時間で参加できるワークショップのフェスティバルを開催することにした。立川の企業や芸術団体、大学などと連携し、組織間の相互交流をはかるとともに『文化芸術のまち立川』を共同発信するためのきっかけづくりにしたい」と意気込む。
社会で活躍するアーティスト3人も講師となって家族で気軽に楽しむことのできるワークショップを開催する。観客参加型の作品を中心に活躍する開発好明さんによる「そら飛べジュータン」(19日10時~12時、無料)は、ハギレをつなぎ合わせて絨毯(じゅうたん)を作り、風船で飛ばすというもの。瀬戸内国際芸術祭など各地の芸術展に出展する谷山恭子さんによる「今日、ここ」(18日12~17時、参加費300円)は、会場の緯度経度が表示されたラワン合板の箱に自分の名前と日付を刻印する。東京造形大学特任教授を務める佐竹宏樹さんによる「おハながらート・プロジェクト」(19日10時~16時、無料)は折り紙で花柄の紋切りを作り、ガラス壁面に描かれた子どもたちの肖像画にコラージュする。
また「芸術をもっと!まちづくり・教育に」をテーマに、塩川さんが武蔵野美術大学教授の今井良朗さんと三澤一実さんと共にシンポジウムを行う。(18日・18時~)
野菜料理の「cafe こもれび家」(富士見町1)と自家製酵母の手作りベーグル店「HARU HANA」も出店。
塩川さんは「文化芸術のまち立川。子どもも大人も、友達同士や家族で、気軽にものづくりや芸術の楽しさを体験していただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は18日=12時~17時、19日=10時~17時。入場無料(参加費は各プログラムによる)。