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エコール 辻 東京の学生がスイーツ開発-ファミリーマートとコラボ

実習型店舗「アトリエ 辻 東京」で商品をPRする開発メンバー

実習型店舗「アトリエ 辻 東京」で商品をPRする開発メンバー

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 ファミリーマート(豊島区)は11月25日から、辻調グループの料理専門学校「エコール 辻 東京」(国立市富士見台2)の学生と共同開発した「りんごのムースタルト」「りんごのヨーグルト風味ケーキ」の販売を全国のファミリーマート約1万1100店舗で始めた。

「りんごのムースタルト」

 同社との共同開発を担当したのは、同校で製菓・製パンのプロを目指して学ぶ「辻製菓技術マネジメントカレッジ」の2年生。学内で商品アイデアを募った中から選ばれた5人の学生に、同マネジメントカレッジ学科長の大川満さんがアドバイザーとして加わり、同社担当者と共にディスカッションと試作を重ねた。開発は今年7月からスタートし、約4カ月をかけ完成にこぎ着けた。

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 「りんごのムースタルト」(290円)は、アーモンド生地とリンゴを一緒に焼き上げたタルト生地に、カルメラソースやリンゴムースを重ねたもので、リンゴのような見た目にもこだわった。「長野出身なので、リンゴを使いたいと思い考えた。まさか自分が選ばれると思っていなかったのでびっくりした」と話すのは、商品アイデアが採用された北澤悠希菜さん。「1回目の試食ではイメージと全く違うものが出てきて驚いたが、ミーティングで改善してほしい所をどんどん言わせていただけたことで、回を重ねるごとに良い物になっていったと思う。価格はもちろん、味や形、保存性なども意識して開発するのはとても難しかった」と振り返る。

 「りんごのヨーグルト風味ケーキ」(180円)は、スポンジにリンゴの果肉を乗せ、しっとりとした食感のリンゴが入ったヨーグルト風味の生地を重ねて焼き上げたもの。同商品を考えた島津千紘さんは、「母がよく作ってくれたヨーグルトと果物で作るケーキ『ポムポム』がアイデアのベース。甘酸っぱくて食べやすいので、どんなシーンでも気軽に食べていただけるのでは」と自信を見せる。

 開発メンバーの一人、白根園実さんは「コスト計算が必要だったり、工程上無理なこともあったりしたが、自分たちが食べたいスイーツを作ることができたと思う。みんなで一緒に作り上げてきたことは誇りであり自慢」と顔をほころばせた。

 ファミリーマート広報・IR部の津瀬暁子さんは、「学生とはいえ専門性が高く、出てくるリクエストのレベルも高かった。分量を数パーセント変えてほしい、といった依頼もあり、刺激を感じながら一緒に作っていくことができたと思う」と話す。「未来のパティシエたちが味はもちろん、見た目にもこだわり考え抜いた商品。ぜひ多くの方に手に取っていただければ」とも。