立川市地域文化振興財団(立川市錦町3)が現在、立川市の姉妹都市・長野県大町市を巡り、その魅力を伝える「大町観光特派員」を募集している。
立川市と大町市の姉妹都市協定は1991年に締結。現在は両市間の職員人事交流、立川市・大町市観光情報プラザ(柴崎町3)の運営、立川市立学校姉妹都市交流事業などを通して交流を深めている。
今回初めてとなる同募集は、大町市との交流事業の一環。「大町観光特派員」として1泊2日のバスツアーで大町市を訪ね、ツアーで体験した同市の魅力をスクラップブッキングで紹介する。「大町市は、雄大な山々の眺め、美しい湖など、立川にはない魅力を数多く持つ。大町市の自然や文化を体験し、その魅力を伝えていただければと思い企画した」と同財団大町交流事業担当者。
日程は、8月21日・22日。木崎湖での「カヌー体験」や大町市伝統の「和紙づくり体験」をはじめ、自然豊かな「居谷里湿原」の散策や、大町流鏑馬(やぶさめ)太鼓の鑑賞などを予定。参加者は体験した思い出を写真に残し、撮影した写真にコメントやイラストなどを添えて同市の魅力を伝えるスクラップブッキングを制作する。
制作したスクラップブッキングは、9月に立川市役所多目的プラザで1週間程度展示する予定。
参加費は、大人=1万2,000円、小・中学生=6,000円。定員は35人(応募多数の場合は抽選、立川市内在住・在勤・在学者を優先)。対象は小学生以上で、中学生以下は保護者の同伴が必要。申し込みは、はがき、ファクス、メールで受け付ける。締め切りは7月27日(必着)。