「ホテル日航立川 東京」(立川市錦町1)で11月2日、オープンに先駆けて関係者内覧会が開かれた。
同ホテルは、今年3月末まで帝国ホテルグループが「ザ・クレストホテル立川」として営業していた建物を、ホテルオークラグループの「オークラ ニッコー ホテルマネジメント」がリブランドして運営。今月11日にグランドオープンする。
客室、レストラン、宴会場については大規模な改修を行った。館内は随所に天然木や立川市のシンボルの木・花「ケヤキ」と「コブシ」のデザインを配し、温かみのある空間を演出している。
客室数は全100室で、シングルルーム15室(1万2,000円)、ダブルルーム32室(1万3,000円~)、ツインルーム49室(1万6,000円~)のほか、スイートルーム(5万5,000円)などを備える。全ての客室にシモンズ社のマットレスを導入。新設したチャペルはステンドグラスからの自然光や正面の滝が森の中のイメージを演出し、グランドハープも常設する。宴会場は7室。
総支配人の深谷浩司さんは「都内のホテルはインバウンド(外国人客)でいっぱいの状態。立川は富士山などの観光の足の一つとしても需要のある場所だと思う。インバウンド、ビジネス、ファミリーそれぞれに魅力あるものを提供していきたい」と話す。