立川駅周辺の大型商業施設「伊勢丹立川店」「ルミネ立川」「立川高島屋」「グランデュオ立川」の4施設が連携し開催する「立川ファッションウィーク」が11月20日、開幕した。

　ファッションを通じて立川の街を盛り上げていくことを目的に開催する同イベント。今回が初めての開催となる。

　期間中、「TACHIKAWA FASHION CHARITY PROJECT 2015」と題し、杉山純さんと宮澤謙一さんのアートユニット「magma（マグマ）」が立川駅北口のパブリックアート作品群「ファーレ立川アート」の4つの作品をモチーフにデザインしたTシャツ（2,160円、無くなり次第終了）を各店のポップアップストアで販売。売り上げの一部はファーレ立川アートの修繕費として寄付する。

　リアル謎解きゲーム「クリスマスパーティーへの招待状」や、対象クレジットカードで5,000円以上の買い物客に抽選で旅行券や商品券などが当たる「立川カードウィーク」を展開するほか、12月6日には4施設のファッションブランドが参加し、リレー形式で行う「FASHION SHOW」も開催する。

　初日の11月20日には、グランデュオ立川入り口横の特設ステージでオープニングセレモニーが行われた。伊勢丹立川店の石塚由紀店長が「1年ほど前から構想してきたこのイベントを、立川の皆さまのご協力を頂き、今日開催できることをとてもうれしく思っている」とあいさつ。続いて、ルミネ立川の吉田隆司店長が「各館それぞれいろいろな仕掛けを用意している。皆さまに楽しんでいただけたら開催した甲斐がある」と意気込みを語った。「4館それぞれに良さ、個性がある」と立川高島屋の依光弘之店長。グランデュオ立川の栗原良彰店長は「ぜひ各館の個性を感じていただければ」と呼び掛けた。

　ゲストとして登壇した清水庄平立川市長は「大型店4店が結束して立川の街の発展、南と北の商店街の発展のリーダー役として汗をかいてくださるということは本当に心強い」と期待を寄せた。

　営業時間は各施設により異なる。12月6日まで。