立川の伊勢丹と高島屋が初のタッグ 合同ショッピングラリーを企画

立川高島屋

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 立川駅北口にある伊勢丹立川店(立川市曙町2)と立川高島屋(同)は8月5日から、2店共同企画のショッピングラリーを初めて実施する。

伊勢丹立川店外観

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 立川駅は中央線・南武線・青梅線が走り、1日に約16万人が利用するという多摩地区の鉄道の中心駅。北側の多摩都市モノレール高松駅付近は2014年に「IKEA立川」が開業、今秋には「ららぽーと」が開業を予定しており、周辺商業施設のさらなる競争の激化が予想されている。

 「立川駅周辺にはさまざまな商業施設があり、日常生活に必要なもののほとんどがそろうエリアとして、たくさんの方が買い物をされている。街の活性化につなげ、両店舗の魅力を高めていきたいと考え、今回の企画を実施することにした」と高島屋の糸井さん。

 ショッピングラリーは、両店舗の自社ブランドクレジットカードを使って、両店舗で一定額以上の買い物をすると応募できる。伊勢丹で高島屋のカードを使用しても、高島屋で伊勢丹のカードを使用しても応募可能。各店のスタンプを一つずつ集めたものを1口として応募すると、10万円分の旅行券や1万円相当の両店のカタログギフトなどを抽選で進呈する。

 伊勢丹の篠崎さんは「今後さらにエリア開発が進みマーケットが拡大する中で、両店舗が単独で売り上げを伸ばすことだけではなく、相互に協力して百貨店での買い物を楽しんでいただくことで、街の活性化につながれば」と話す。

 高島屋では現在、「ムーミンマーケット」(~18日)など、伊勢丹では「めんそーれ 大沖縄展」(~10日)などを開催している。

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