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国立・谷保で地元の人が案内「くにたちを感じる地図旅」 暗闇の畑で夕食も

これまでのイベントの様子

これまでのイベントの様子

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 国立市・谷保エリアで8月21日、街歩きイベント「くにたちを感じる地図旅」が行われる。主催は市民団体「KUNITACHIKAGEN.COM」。

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 同イベントは「やぼが谷保村とよばれ、国立町がくにたちになるまでの壮大な物語」を地元の案内人が紹介。参加者に白地図を配布し、歩いて見て感じたことを書き加えてもらう。2014年に始まり、今回で7回目。これまで参加したのは家族や友人などの20代から80代まで。

 代表の服部いづみさんは「ネット検索で出てこないスポットを案内したり、とっておきの国立ライフを地元民から提案したりすることでディープな企画が出来上がる。回を重ねるにつれてイベントに協力してくれる個人店主も増え、テーマを絞ることで内容が引き締まり充実してきた。プログラムごとに参加者の顔ぶれが変わるが、参加者は日常と違う時間を楽しんだり、今まで知らなかった説明を受けて感心したりしていた」と振り返る。参加者からは「田園風景鑑賞でき、子連れで安心して参加できた」などの声が寄せられている。

 今回は「湧き水と涼を楽しむ」をテーマに、「野の暮らし」代表で第1回でも案内人を務めた、すがいまゆみさんが案内する。朝の部は「城山さとのいえ」(国立市泉5)を会場とし、小学生の親子などに向け谷保の草花遊びを紹介、谷保の野菜を使った軽食も用意する。夜の部の会場は「はたけんぼ」(谷保)で、湧き水と暮らす人々の話を聞きながら夕方の畑で夕食を楽しんでもらう。子ども向けに肝試しも用意。

 服部さんは「朝は小学生も参加しやすい自由研究趣向の内容。夜は暗闇の中、大人の畑ディナーを楽しんでもらうなど、終日楽しんでもらえるような企画を考えている。東京のおへそに位置する国立で都市型田園生活を楽しんでみては」と呼び掛ける。「今後は地元民をより巻き込んだ地元自慢企画を進めていきたい」とも。

 開催時間は、朝の部=9時~12時と夜の部=17時~20時30分。定員、各20人程度。参加費は、中学生以上=3,000円(朝のみは1,000円)、小学生1人同伴の場合=3,500円(同1,500円)、幼児無料。保険・食事代込み。

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