立川で「ヒューマンライブラリー」 「生きた本」を貸し出し対話

前回の「ヒューマンライラリー」の様子

前回の「ヒューマンライラリー」の様子

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 立川市総合福祉センター(立川市富士見町2)で12月19日、「ヒューマンライブラリー」が開かれる。主催は市民活動センターたちかわ。

 「ヒューマンライブラリー」とは障がい者やホームレス、引きこもりなど誤解や偏見を受けやすい人々、社会的マイノリティーとされる人々を「生きた本」として貸し出し、対話の機会を生み出す北欧生まれのソーシャルイベント。立川での開催は2回目。

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 「世の中には、さまざまな生きづらさを抱えている方々が大勢いる。生きづらさをよく理解されないために、偏見や差別をされがちになってしまう。そういった方々の存在や身近さ、考え方を多くの方に理解していただき、寛容になっていただきたい」と同センターの杉本雄祐さんは開催理由を話す。

 前回開催時は、13冊の「本」を用意し延べ61人が「読書」した。参加者からは「マイノリティーを身近に感じた。自分に差別意識があったことに気付かされた。当事者支援の参考になった」などの声が寄せられたという。

 今回は「生きた本」として19人の語り手が参加予定。知的障がい児を子に持つ親、アルコール依存症回復者、ひきこもり経験者、薬物依存症回復者、精神障がい児を子に持つ親、ホームレス経験者、性同一性障がい当事者などの「本」と30分間の「読書」(対話)ができる。「読書」は基本的には1対1で、司書(スタッフ)が1人つく。受付は前半・後半の2部制で、各部2冊ずつ予約でき、「貸し出し」は1人最大4冊まで。「本」との振り返り交流会も予定している。

 杉本さんは「学生や企業、施設職員の方々にも福祉の視点を学ぶいい機会になると思う。自身で気付けなかった固定観念や偏見に気付かされるかもしれない」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は13時~17時(出入り自由)。受け付けは2部制で、前半12時30分~、後半14時30分~。参加無料。

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