立川「ムッシュイワン」がリニューアル 五日市街道沿いに新たな入り口も

店内の様子

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 若葉ケヤキモール(立川市若葉町1)にあるベーカリー「ARTISAN BOULANGER MONSIEUR IVAN(アルチザン ブーランジェ ムッシュ イワン)」が3月19日、グランドリニューアルオープンする。

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 日本のホテルに初めてベーカリー部を作ったロマノフ王朝宮廷パン職人の流れをくむイワン・サゴヤンさんの弟子で「ホテルパンの父」といわれた福田元吉さんの下で修業し、技を引き継ぐ小倉孝樹さんがオープンした同店。今年10周年を迎えた同施設開業時から営業しており、大幅なリニューアルは今回が初めて。

 ガラス張りで開放的な店内は、黒とチャコールのスタイリッシュな内装から、木のぬくもりを感じさせる心地良い雰囲気へ変更。パン売り場とイートインコーナーを分け、すっきりとしたレイアウトにした。パン売り場のカウンターからは、同店オリジナルの石窯の焼成オーブンや、パンを焼く職人の姿もよく見える。新たに五日市街道沿いに入り口を設け、19日からは同施設開店前でもパンを購入できるようにする。

 パンに合わせて粉のブレンドを決め、酵母を選び、丁寧に発酵させて作る同店のパンは豊かな味と香りが特徴。「力を入れているのは、フランスパンやパン・ド・カンパーニュなどの料理と一緒に食べる食事パン。冷めてからは味がなじみ、トーストするとまた味や香りが引き立つ」と小倉さん。

 長時間発酵法で粉のうま味を最大限に引き出した「バタール」(1本=320円)や、粉にライ麦を加え香ばしく焼き上げた「Vバタール」(1本=320円)、仏ヴィロン社の小麦・自家製石臼粉・ライ麦粉をブレンドした「パンドペイザン」(1個=880円、2分の1個=440円)といった食事パンをはじめ、デニッシュや食パンなど、毎日約80種類のパンをそろえる。

 今回のリニューアルでは、店舗の改装に加え、店名でこれまで称していた「Bakery Cafe」を職人が作るパンを意味する「ARTISAN BOULANGER(アルチザン ブーランジェ)」に変え、ロゴも一新した。小倉さんは「本物のパンを作るには、厳選された素材とそれに見合う技術が必要。技術を磨き食材を見る目を養い、経験を積んだ職人が、手作業で丹精込めて作るパンが当店のパンであり原点。原点からそれずまっすぐに、本当においしいパンを作り続けていきたい」と力強く語る。

 営業時間はソフトオープン期間(3月18日まで)=9時~19時、グランドオープン後(19日以降)=8時~18時。3月19日~21日は、3,000円以上購入した先着500人に同店オリジナルトートバッグを進呈する。

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