立川駅南口の駅前周辺で12月4日、防災啓発イベント「市民のための体験型防災フェア 見る・知る・感じる・防災」が開催される。
立川南口商店街振興組合が東日本大震災を発端として、「商店街で出来ることはないか」と、市民参加型の防災イベントとして2012年から開催している。
当日は、多摩モノレール立川南駅下、南口臨時駐輪場、南口交番横の3つの会場で演習や展示、体験コーナーなどを展開する。
大規模消防演習(10時~)や自衛隊による豚汁炊き出し実演(11時30分~)、警視庁特殊救助隊によるビルの屋上からの救助降下演習(14時~)をはじめ、起震車では震度7までの揺れや、阪神大震災と同じ波形の揺れも体験できる。
自動体外式除細動器(AED)体験や水消火器体験、煙ハウス体験なども用意。子育てママの防災ブースでは、閉じ込められた時に居場所を知らせるホイッスル付きチャームを制作できる(先着80人)。緊急車両展示やこども制服体験なども。
「気軽に楽しみながら防災を体験し、考える機会を提供する。必ずやってくるといわれている首都直下地震に対して、備えるきっかけになれれば」と実行委員長の井上英徳さん。
開催時間は10時~16時。