立川駅南口の駅前周辺で12月6日、「見る・知る・感じる・体験する　市民のための体験型防災フェア」が開催される。主催は立川南口商店街振興組合。

　自衛隊、消防署、警察署の協力の下で行われる同イベントは今年で4回目の開催。昨年は約1万人が参加した。

　当日は多摩モノレール立川南駅下のプロムナード、立川南口臨時駐輪場、南口交番横駐車場の3つの会場で防災をテーマとしたさまざまなイベントを展開する。

　会場では消防署による大規模消防演習や警察の救助演習、災害救助犬のデモンストレーションなどの他、自衛隊による炊き出し実演では特製豚汁の試食も行う。「起震車」による地震体験や火災時の煙を体験できる「煙ハウス」、緊急車両の展示や、消防・警察・自衛隊などの制服を着用できる子ども制服体験も用意する。アレアレア前の「子育てママの防災ブース」では、災害時にはぐれた時を想定して、子どもに持たせる緊急用パーソナルカードを作るワークショップを行う予定。

　同イベント広報担当者は「迫力満点の大規模消防演習を今年も実施する。各エリアで行われる演習や体験コーナーは、防災の知識を高めるのに最適。スタンプリーもあるので、ご家族で楽しい一日を過ごしていただければ」と来場を呼び掛ける。

　開催時間は10時～16時。