「三井ショッピングパーク ららぽーと立川立飛」(立川市泉町)が12月10日、グランドオープンしてから1周年を迎える。現在、「ありがとう1周年!1st ANNIVERSARY & Memorial Xmas」と題し、記念イベントやセールを展開している。
三井不動産と立飛ホールディングスの共同事業として開発された同施設。敷地面積約9万4000平方メートルに、多摩モノレール・立飛駅と連絡ブリッジで直結する3階建ての店舗棟と約3100台の収容が可能な駐車場で構成。ファッション、インテリア、雑貨、コスメ、サービス、飲食など250店舗が出店する。
1周年を迎える12月10日には、2階のイベント広場・ステージで、来場者に記入してもらったメッセージカードでモザイクアートを作る「みんなのメッセージが一つの作品に」を行う(先着1000人)。メッセージカードの最後の1枚は、翌11日に同ステージで開く「1st ANNIVERSARY スペシャルライブ」のゲスト・May J.さんが直筆でメッセージを寄せる。完成した作品は今月12日~25日、館内での展示を予定する。
イブの24日には、同施設が「地域のキャンパス」をコンセプトに学生とのコラボレーションやサポートに取り組む「ららキャン」の1周年記念のプロジェクトとして、聖パウロ学園高等学校(八王子市)のハンドベルクワイヤによるハンドベルコンサートを開く。
各ショップでは限定メニューや特別価格の商品などをそろえるほか、5,000円以上の購入で参加できる抽選会を開くなど、開業1周年を記念したさまざまな催しを用意する。
7日に開かれた報道関係者向けの開業1周年の報告会では、同施設オペレーションセンター所長の越川幹男さんが登壇。「初年度はさまざまなキャンペーンを展開し堅調に推移している」と振り返る。
渋滞への取り組みについては、現在は交通状況に留意しつつ駐車場の平日無料化などを始めたことで車による来館が7割ほどとなっているとしつつも、「交通系ICカードを使って多摩モノレールやバスで来館した際のポイント付与や多摩モノレールとのセット券の販売など、公共交通機関の利用促進について開業以来取り組んでおり、今後も引き続き取り組んでいきたい」としたほか、ベビー・ファミリー層の来店が多いことを受け、ベビーカーを開業時の1.5倍の150台とし、授乳室を3つ増設するなど子育て中のファミリーへのサービスの充実にも取り組んだと報告。2年目に向けては「居心地の良さを感じていただける、さらにいい施設にしていきたい。ファンを増やしていけたら」とも。
営業時間は、スーパーマーケット=9時~22時、ショッピング・サービス・フードコート=10時~21時、飲食・レストラン街=11時~22時。イベントの開催日程は内容により異なる。