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立川で切り絵作家・高木亮さん個展 パロディー書皮200点、原画展示も

高木さんの切り絵作品を基に作られたオリジナルブックカバー

高木さんの切り絵作品を基に作られたオリジナルブックカバー

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 「ジュンク堂書店 立川高島屋店」(立川市曙町2)で12月9日から、切り絵作家・高木亮さんの個展「きりえや書皮展・冬の偽本まつり」が開催されている。

 高木さんは1971(昭和46)年香川県生まれ。大学在学中に切り絵を独学で学び、その後「きりえや」と名乗り活動を開始。「かわいくて、おかしくて、少しだけ寂しい」独特な作品世界を特徴とする。著作には「ユメとバルーン」シリーズ(ビーナイス)、「ビリーザトナカイ」シリーズ(同)、「ねこ切り絵」(誠文堂新光社)など。立川での作品展は約4年ぶりとなる。

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 「つけたら別の本に見えてしまうパロディー書皮=偽本」を集めた同展では、高木さんの切り絵作品を基に作られたオリジナルブックカバー約200点を前期後期に分け展示・販売する。期間中は、文学パロディー100種と新シリーズとなる「映画原作本のふりをした」名作映画パロディー100種、同展オリジナル作品など、「新潮45」(新潮社)で5年にわたり連載していた作品を中心に新作も用意する。

 会場では原画展も同時開催。新刊の画文集「ユメとバルーン 風吹く街で」(ビーナイス)をはじめ、「ビリーザトナカイ」シリーズや2017年のカレンダーの原画など10点を紹介する。

 「ビーナイス」(港区)の杉田龍彦さんは「一枚の紙から切り出している世界が精緻で奥行きがあり、何層にも物語が重なって見えるところが高木さんの作品の魅力。偽本ブックカバーというネタものと原画の額絵を一緒に展示するのは今回が初めて。同じ作者が生み出した全く違う作風を楽しんでいただけると思う」と来場を呼び掛ける。

 「手に取って見て、読んで、お気に入りの一作を見つけていただけたら」と高木さん。

 開催時間は10時~21時。来年2月8日まで。

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