立川市の「たましんRISURUホール」(立川市錦町3)で来年2月11日、ロバの音楽座による「コンサートのぼうけん」が開かれる。
玉川上水駅近くの「ロバハウス」を拠点とし、古楽器や空想楽器を使って音楽を伝える「ロバの音楽座」。約30年の歴史を持ち、全国各地で子どもたちへ音楽の夢を届けている。
「コンサートのぼうけん」は4歳から大人が対象で、中世・ルネサンス時代の古楽器を中心に演奏が繰り広げられる。踊り、舞台づくりなどの視覚的要素が加わり、感性の「ぼうけん」の時間を提案する。「ロバの音楽座は子どもを対象とした作品を主としているが、大人の感性にも触れ、楽しんでいただける作品」と、主催の同市地域文化振興財団の岡崎未侑さん。
コンサートに先駆け同4日、「コンサートのぼうけん」に登場する空想楽器を作るワークショップが開かれる。作った楽器でコンサート当日、音楽座メンバーと一緒に演奏することもできる(公演チケットは別途必要)。会場は立川市子ども未来センター(錦町3)。時間は、11時~、14時~。参加費500円。事前申込制で締め切りは1月10日。応募多数の場合は抽選。
同10日には4歳未満の子どもたち対象に、音楽の広場に居合わせるように、音楽を感じることができる「ポロンポロン」を開く。会場は立川市女性総合センターアイムホール(曙町2)。11時開演。入場料2,000円(0~3歳児は膝上無料)。
「ワークショップでの『つくる』体験、コンサートを『みて』、『きく』ことで、出合ったことのない音楽の世界を感じていただけると思う。初めて音楽会を経験するお子さま、ご家族、すべての世代の方に聴いていただければ」と岡崎さんは話す。
14時開演。入場料は、大人=2,500円、子ども(中学生以下)1,500円、親子ペア券(大人1人、子ども1人)=3,500円。3歳以下は入場不可。