立川商工会議所(立川市曙町2、TEL 042-527-2700)で3月6日、「第7回環境シンポジウム みんなでつくろう環境ビジネス2017」が開かれる。主催は立川市と同会議所ECOイノベーション推進協議会。
2009年度から環境事業に取り組む協議会を立ち上げ、継続的に事業を行っている同会議所。「同シンポジウムは、環境への意識を啓発するためのアクションであり、市内事業所の皆さまへの取り組みのきっかけになるよう開催している」と同シンポジウムを担当する二之宮綾子さん。
今回は「環境的持続可能性からみた立川市~未来へ向けて考える~」と題し、中央大学経済学部の薮田雅弘教授と同ゼミの学生が研究成果を発表する。同研究は、同協議会で策定された「みんなでつくる活き活きとした立川プロジェクト」の一環で取り組んできた、同協議会と中央大学経済学部との連携事業。
二之宮さんは「立川プロジェクトでは2016年度から、立川の独自性を追求した立川モデルの検討や、学生などの若者の柔軟な発想に基づいた未来志向の提案などを街の活力に取り入れていく省エネ体験プロジェクト事業に取り組んでおり、同大学との連携を通じて、実践的かつ効果的な立川モデルづくりにつながることを期待している。今回、若者ならではの視点で、どのような研究発表になるかご期待いただければ」と話す。
同協議会座長の藤本淳さんの「ECOイノベーション推進協議会の『昨日‐今日‐明日』」と題した講演や立川市補助金制度および事例の紹介も行われる。
開催時間は14時~16時。定員は100人。参加無料。参加申し込みはファクスで同会議所まで。申込用紙は同会議所ホームページからダウンロードできる。