国立市の富士見台第一団地(国立市富士見台1)に今春オープンする会員制のシェア工房「クミタテ」の説明会が3月19日から開催される。
同団地敷地内にある商店街の空き店舗を改装して開設する木工クラフトに特化した工房。運営は、一橋大生らが運営するNPO法人「くにたち富士見台人間環境キーステーション」など地元のNPOが共同で行う。
工房には木工用の工作機械や工具類、CNCルーターと呼ばれるデジタル機材、テーブルソーやボール盤などの定番機材をはじめ、防音室、材料を保管するバックヤードも設置する予定。工房スペースとともに、設計オフィスも併設し、設計の相談や工房利用者とのコラボレーションが生まれることも期待する。
工房が位置する商店街には、オリジナル商品を委託販売できる雑貨店、ワークショップや展示会が開催できるレンタルホールもあることから、多様な連携を通じて、営業・販売までカバーする体制づくりも目指す。
18日には「ものづくりをシェアするまちづくり」をテーマに、プレイベント「作作作戦」が開かれ、ゲストによるトークセッションやワークショップを予定する。
同月26日まで8日間行われる説明会では、開設予定地の見学、工房の設備、貸出の仕組み、料金などの説明のほか、利用会員の先行募集も行う予定。
開催時間は14時~16時。場所はプラムジャム(富士見台1)。無料。申し込みはホームページから。