昭島で「あきしま郷土芸能まつり」開催へ 拝島三町の人形屋台建ち上げも

拝島三町の人形屋台

拝島三町の人形屋台

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 昭島駅北口のモリタウン北側特設会場で5月26日・27日、「あきしま郷土芸能まつり」が開催される。

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「あきしま郷土芸能まつり」は、昭島市内で継承された伝統文化を一堂に集め披露する郷土芸能の祭典。2008年に同市の発展や伝統芸能の継承を目的とした「あきしま昭和の森郷土芸能まつり」として始まり、今年で10回目となる。昨年は前夜祭に約9000人、本祭には約3万6000人の来場があった。

 前夜祭となる26日には、市内の100人を超える踊り手が集まり昭島民謡流し踊りを披露。日が暮れるとおはやしや万燈(まんとう)みこしが登場し、会場を盛り上げる。

 本祭の27日には、今年新たに1基が加わり6基となったみこしの渡御、山車・居ばやし・獅子舞・和太鼓の披露など、昭島市内各地で継承された伝統芸能が一堂に会する。拝島三町の一本柱後方建ち上げ式人形屋台の建ち上げも行われ、当日は加美町の「和唐内」、奈賀町の「弁慶」、志茂町の「須佐之男命」の人形屋台が高さ約8メートルにも及ぶ姿で巡行。「この形式で3台そろうのは近隣では大変珍しい」(実行委員会事務局担当者)という。屋台・山車の曳(ひ)きや和太鼓の体験、みこしなどとの写真撮影ができる「郷土芸能の体験コーナー」も。

 同市の友好都市・岩手県岩泉町からは中野七頭舞保存会が特別参加。2日間にわたり舞を披露する。

 同担当者は「本祭では市内の屋台、山車、みこしが勢ぞろいし、一日を通しさまざまな演目が続く。小さなお子さんも楽しめる催しも用意している。多くの方の来場をお待ちしている」と呼び掛ける。

 開催時間は、26日=15時~20時30分、27日=9時~16時。

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