昭島駅北口のモリタウン北側特設会場で5月24日、「あきしま郷土芸能まつり」が開催される。
同まつりは2008年、地元企業による地域貢献として、地域文化の育成と醸成のために「あきしま昭和の森郷土芸能まつり」として始まった。2011年は震災の影響で開催を見送ったが、翌年から昭島観光まちづくり協会に主管を移し、昭島の新たな観光資源という見地を加えて再開。今回で7回目の開催となる。昨年は約3万1000人が来場した。
同まつりでは、昭島市内で古くから継承されてきた伝統芸能が披露される。屋台人形は拝島志茂町屋台人形の「須佐之男命」と、今年修復が完了した拝島加美町屋台人形「和唐内」がそろう。中神熊野神社に奉納されている東京都指定民俗無形文化財の獅子舞や、重松流・目黒流など7団体によるおはやしなども。特別参加として、昭島市とゆかりのある奥多摩町「鹿島踊」や岩手県岩泉町「中野七頭舞」も披露される。
「人形が立ち上がる屋台の身近な通過や、勇壮なみこし5基の連なる渡御(とぎょ)の他、まつり会場の新緑の並木道での食べ歩きなども楽しんでいただける。和太鼓の実技指導なども用意している」と同まつり実行委員会の国井俊彦さん
開催時間は9時~16時。23日には前夜祭も開かれる(16時~20時30分)。