多摩動物公園で「ホタル観察会」 園内のわき水で飼育したゲンジボタル観察

発光するゲンジボタルのオス

発光するゲンジボタルのオス

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 多摩動物公園(日野市程久保7、TEL 042-591-1611)は現在、6月19日から開催する「ホタル観察会」の参加者を募集している。

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 園内のわき水を利用して、ゲンジボタルの生息環境作りに取り組んでいる同園。東京環境工科専門学校(墨田区)との協働事業として2005年から里山整備を行い、ホタルの環境整備は2009年から行っている。

 同観察会は、昨年に続き2回目。日没後、同園の昆虫飼育係の解説で、園内に生息するゲンジボタルが美しい光を放ちながら飛び交う様子を観察する。毎年、羽化数が異なり、その日の気象条件の違いで飛び方や光り具合も異なってくるが、数匹~数十匹のホタルが見られるという。

 昆虫園飼育展示係の杉田務さんは「お薦めは、目の前で飛び交うホタルと6月という季節がもたらす独特の雰囲気や季節感。ホタルの光を見て身近な生き物の大切さを実感していただければ」と呼び掛ける。

 開催日時は、6月19日・20日・26日・27日=19時~20時15分ごろ。参加無料。対象は小学生以上(小学生は保護者同伴)。定員は各日20人(応募多数の場合は抽選)。事前申込制。申し込みは往復はがきで受け付ける。締め切りは5月31日(消印有効)。

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