立川市と立川市商店街連合会が主催する「輝く個店振興事業」が7月、「たちかわの輝く個店」候補店の本年度の推薦受け付けを始めた。
立川市内の個店の魅力を店舗デザイン・商品力・接客などの視点から審査・表彰し、表彰店を市内外にPRすることで街の魅力を高め、商店街振興に結び付けることを目指す同事業は今年で11年目。立川市産業観光課の担当者は「立川の店の懐の深さを感じている。立川駅前だけでなく、市内のさまざまな地域で魅力的な店が多いことが当市の特徴。受賞店から来客が増えたという報告も頂いており、地域の方々にも毎年楽しみにしていただいているのだと思う」と話す。
現在、「飲食業部門」「物販・サービス業部門」の2部門で、立川市内の隠れた名店やお薦めの店の推薦を募集している。同事業ホームページのフォームで受け付ける。
1人でも推薦があれば審査対象となる。審査員が各店に訪問して候補店を選出し、さらに中小企業診断士や関係行政職員、商店街の代表、タウン誌編集者などから成る審査会で、候補店の中から「輝く個店」が決定される。
受賞店の発表は来年2月を予定。受賞店は市報、同市や同連合会のホームページで告知するほか、「輝く個店」表彰店舗や市内施設などを紹介するウェブサイト「たらった 立川」内でお薦め店舗として紹介。市内各所で「たちかわの輝く個店」を紹介するリーフレットの配布も行う。
同担当者は「自薦、他薦は問わない。皆さんが利用するお店のこだわり、楽しみ方を教えていただけたら」と応募を呼び掛ける。
推薦の締め切りは10月10日。11月に開かれる「たちかわ楽市」でも2日間限定で会場内に推薦箱を設置予定。