国分寺駅北口の「国分寺市立cocobunjiプラザ」(国分寺市本町3)に「カフェ ローカル」(TEL 042-300-0711)がオープンして半年を迎える。
市内の人気オーガニックレストラン「カフェスロー」の姉妹店として昨年8月にオープンした同店。「国分寺ローカル」をテーマに、地域で生産された食材を使ったメニューの提供や地域で活動する人や団体の発表・交流の場でもある「ローカルテーブル」などを設け、国分寺の文化や魅力の発信に力を入れる。同社社長でカフェスローの代表も務める吉岡淳さんは「国分寺は古い歴史と豊かな自然、サブカルチャーが育つ文化的風土や学園都市の機能も発揮するなど多様な個性と機能を持ち合わせた魅力ある町。国分寺という地域社会を見つめ直し、さらに魅力を深めていくための創造の拠点にしたい」と話す。面積は約60坪、70席。
メニューは季節の国分寺野菜「こくベジ」を使い、野菜の味を生かすための味付けにこだわったという「ローカルプレート」(980円、季節や日によってない場合も)や動物性食材不使用の「季節野菜のカレー」(900円)など。デザートは「史跡の駅 おたカフェ」(西元町1)など市内の店のケーキを置くほか、「余計な添加物が一切入っていなくて大好評」だという「ソフトクリームサンデー」(600円)も。ドリンクは有機栽培、森林農法で育てられた「コーヒー」(420円)をはじめ、「自家製コーラ」(500円)や「こくベジゆず茶」(450円)など季節に応じて豊富なメニューを提供する。「お弁当」(880円)や「ソフトクリーム」(400円)、一部ドリンクはテークアウトできる。
吉岡さんは「店内は杉の木を使って、『大事にされている』と感じられるようなゆったりとできる空間。いろいろな人のたまり場、『地域のオアシス』として、友達とでも子連れでも気軽に来てゆっくり過ごしていただければ」と呼び掛ける。
営業時間は11時~20時。