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国立・富士見台に「小鳥書房」 女性店主「本が本当に好きな人のために」

小鳥書房店内と店主の落合さん

小鳥書房店内と店主の落合さん

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 国立・富士見台のダイヤ街商店街に1月26日、「小鳥書房」(国立市富士見台1)が開業した。

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 店主の落合加依子さんは、2015年にダイヤ街の中に子どもと大人が集まるシェアハウス「コトナハウス」を立ち上げ、翌年に一人だけの出版社「小鳥書房」を設立した。「コトナハウス」の一角で書籍の販売も行っていたが、谷保には書店が無く、この町の人に本を選ぶ楽しみを伝えたい、通販を使わない世代、足腰が悪くて遠方の本屋まで出向けない人の利用も想定し、書店を開業した。

 店内には現在、およそ500冊の本と雑貨が並ぶ。「知人や友人など読む人の顔が思い浮かぶ本にこだわり、本が本当に好きな人のための選書になっている。要望があればラインアップも変えていく」と落合さん。雑貨も落合さんの思いのあるものが並ぶ。販売する耳飾りは商店街にあった手芸店が閉店した時に預かったボタンを「ダイヤ街の記憶を大切に残していきたかった」とアクセサリーに加工したもの。

 店の奥は「たった一人のための本」を届ける出版社の編集者としての落合さんの作業スペース。「編集者のいる本屋として、本を作りたいけど相談できる人がいないという方や、小鳥書房の本はここで買いたかったといって来店してくださる方も」

 11月に出版する絵本を皆で作り上げるという企画や、インターンシップの受け入れなど、もの作りを楽しむ取り組みも行っている。2階のスペースはイベントや個展などに利用でき、小学生のための文章作りの講座なども予定する。

 「楽しいことは共有していきたい。いろんな価値が生まれ、人の広がりが生まれることを大事にしている。シェアハウスを作ることも、本を作ることも、自分の軸になることは変わらないと思っている。ここをダイヤ街の情報発信の拠点としても使っていきたい」と落合さんは意気込む。

 営業日時はフェイスブックや店頭で確認できる。

 ※初掲時、内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

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