アウトドア専門の商業施設「MORI PARK Outdoor Village(モリパーク・ アウトドア・ヴィレッジ)」(昭島市田中町)で、11月23日・24日の2日間、「MOVE FUN CAMP (ムーブ・ファン・キャンプ)」が初開催される。
主催は、多摩エリアのハンドクラフトイベントを運営するハンサムジャンク企画(立川市栄町4)。「東京発キャンプ体験テーマパーク」をコンセプトに、延べ面積約3700平方メートルの屋内外空間で、キャンピングカーの展示やアウトドア用品の販売を行うほか、ワークショップやキャンプ宿泊体験などを行う。ビンテージなどで個性的なキャンプスタイルを提案するエリアも特設する。
イベント代表の関博弥さんは「従来のキャンピングカーには、大きい・高い・たまにしか使わないといったイメージがあったが、今回展示する車種は、普通免許で乗れる軽からワゴンもあるため、暮らしの延長で気軽に旅に出かけられるツールとして印象づけられるのでは」と話す。
キャンプ体験の啓発と文化継承を目的に、キャンプ初心者のファミリー層を対象に事前公募した「新旧テント宿泊体験会」には、受付開始から4日足らずで定員の4組の枠が決まったという。軽量でビギナーにも設置しやすい最新型テントと、1970年代から80年代のヨーロッパ製の旧型テントの2タイプを用意する。
ワークショップのコーナーでは、屋外調理での食材の扱い方など、安心・安全なバーベキューのテクニックから、火起こしや道具の使い方まで体験しながら学べる、バーベキュー上級インストラクターによる「本格バーベキュー講座(試食付き)」、大自然の中で楽器を楽しみたい人に向けたウクレレ体験やカリンバ、カホン、シェイカーの製作体験、機能性とデザイン性に優れたインテリア雑貨やハンモック作りなど、ハンドクラフト作家によるプログラムを用意する。
「都内開催の宿泊体験を伴うイベントとして、これからキャンプを始めたいと考えている方が気軽に初めの一歩を踏み出せる環境のイベントを作れたらと思い開催を決めた」と関さん。「イベントを通して今すぐにでもキャンプに出かけたくなる体験が盛りだくさんなので、多くの方に楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~17時。入場無料 (ワークショップ参加・宿泊体験は有料)。