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立川駅南口高架下に「まちなかボドゲ」 クラウドファンディングで支援募る

立川南口まちづくり協議会と東京経済大学鈴木ゼミのメンバー

立川南口まちづくり協議会と東京経済大学鈴木ゼミのメンバー

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 社会実験・立川駅南口高架下TERASUプロジェクト」事業に協働で取り組む立川南口まちづくり協議会と東京経済大学鈴木ゼミが現在、クラウドファンディングで支援を呼び掛けかけている。

手作りの「T-ベンチ」

 立川駅南口のペデストリアンデッキ下の歩道は、放置自転車を防ぐために工事現場のようなトラロープを張った状態だった。今回の企画では「街の玄関口なのに薄暗い」「商店街のイメージや防犯面からも景観を改善したい」といった地域の声を反映し、公共空間を市民のアイデアや行動で改善・有効利用できるかどうかを検証する。

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 「歩道をにぎわいと交流の場所にすること」をテーマに、3月21日~31日、地域の子どもたちが塗装した手作りの「T-ベンチ(たちかわベンチ)」を設置するほか、コミュニケーションツールとして近年見直されているボードゲームで遊べる「まちなかボドゲ」ブース、おしゃれな屋台の展示とライトアップなどを展開。街並みにどのような変化が生まれたかという印象をアンケート調査するとともに、新しい歩道空間の使い方を示し、立川南口の魅力発信と商店街活性を目指す。

 3月21日・22日は「立川南口!まちなかボドゲ&トーク!」イベントを開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大を受けトーク配信企画などは中止に。公共空間利用の提案を展示する内容に切り替えた。歩道に人工芝を敷き、その上で裏表に立川市キャラクターの「くるりん」と南口の「鬼公園」の画像が付いた大型リバーシゲームができるスペースを設けるほか、市内のボードゲームカフェのPRブースなども設置。東京経済大学鈴木ゼミは、歩道にカラーテープで絵を描く「テープアート」でインスタ映えスポットを狙う。

 立川南口まちづくり協議会メンバーで「株式会社まちづくり立川」社長の岩下光明さんは「建物のテラスには商店街という意味合いもあることから、街を照らす場所になってほしいという願いをTERASUの名前に込めた。日頃日利用している歩道の一角にも関心を持って、市民の手で誇りある街の空間にしたいという思いから活動し、今回の社会実験につなげた」と話す。「イベント自粛で展示エリアのような雰囲気だが、私たちの提案するまちづくりのあり方を実際に見て、クラウドファンディングで支援していただければ」と協力を呼び掛ける。

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