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多摩エリアならではの仕事や働く人を紹介する新情報誌「BALL.」 ウェブマガジンも

「BALL.」創刊号表紙

「BALL.」創刊号表紙

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 「けやき出版」(立川市柴崎町3)が多摩エリアにある地域資源を仕事にする会社や人を特集する新情報誌「BALL.(ボール)」を創刊し、6月中旬から順次、書店で発売される。

 同社社長の小崎奈央子さんは「21年間、制作してきた地域情報誌『たまら・び』が昨年から『多摩らいふ倶楽部』の会員限定誌に生まれ変わったが、一般の方に届ける多摩の情報誌を改めて発行したいという思いから『BALL.』の創刊を決めた」と話す。

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 「はずむように働こう」をタグラインとする「BALL.」は、多摩エリアの「たま」と遊びの象徴である「ボール」から名付けたという。同誌では多摩ならではの仕事や働く人を紹介しながら多摩の魅力を伝え、新しい仕事の創造や職住近接の働き方を提案する。発行は年に2回、発行部数は一万部。B5版で、本文80ページ。定価700円(税別)。

 ウェブサイトの「BALL.WEB MAGAZINE」は6月1日に公開された。小崎さんは「ウェブマガジンには3つの目的がある」と話す。本誌特集ページのアナザーストーリーや誌面と連動したウェブ連載など「情報誌のウェブ版」、地域で活躍する人がそれぞれの企画で連載を行う「地域の方々の発信の場」、多摩の企業・店・イベントなどの情報を随時取り上げる「多摩エリアの情報発信」。「ウェブでは一般の方々にもどんどん情報発信をしていただき、多摩に住んでいる人もよく知らない人も『多摩ってこんなに良い場所なんだ』と知っていただけるきっかけになれれば」と意欲を見せる。

 創刊号では「東京サバイバル 狩りと伐り」を特集。「東京都の36%を占める森林が存在する多摩の良さを伝えようという思いからまずは林業について特集することにした。取材の中で森林組合や一般企業で働いている木こりの方々は元より害獣駆除を行っているハンター(猟師)の方たちが生計を立てられていない現実を知った。命の危険を伴う仕事ながら収益化が難しい課題などがあり、自然を守る尊さや狩猟という仕事への使命感などに触れ、そのリアルさを届ける内容となっている」と見どころを紹介する。

 小崎さんは「『たまら・び』の休刊に伴い、地域の方々から惜しむ声を多数頂いた。地域の方と一緒に制作を行うという方法をとってきたことで、関わる方々に自分ごととして愛されてきたと感じている」とした上で、企画段階から地域のクリエイター約30人が制作に参加した同誌について、「メンバーの個性が発揮された誌面になった」と振り返る。

 「コロナの影響で職住近接への関心が高まっていると思う。さまざまな働き方を余儀なくされていく中で『住んでいるまちで働く』人が増加し、副業・複業・リモートワークなどの柔軟な仕事への向き合い方や雇用形態など新しい働き方の一助になれば」と思いを込める。

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