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昭島の小学校跡地に市民交流拠点「アキシマエンシス」 図書館やホールも

全長13.5メートルのアキシマクジラの原寸大化石レプリカ

全長13.5メートルのアキシマクジラの原寸大化石レプリカ

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 昭島の小学校跡地に6月9日、教育福祉総合センター「アキシマエンシス」(昭島市つつじが丘)が開館した。

預金通帳のような冊子に記帳できる「読書の記録」

 同市の中心部にあるつつじが丘南小学校跡地に、「つなぐ・広がる・見つける・育む」をコンセプトに、市民図書館、郷土資料室、子育てひろば他、教育と児童福祉関連などのさまざまな施設を集約し、市民の交流の場と課題解決を支援する拠点となる。

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 「アキシマエンシス」の愛称は、同市内の多摩川河川敷で発見されたアキシマクジラの学名である「エスクリクティウス アキシマエンシス」に由来したもので、公募により決定。

 校庭跡地には国際交流教養文化棟を新設。図書館と郷土資料室、貸室、ライブラリーカフェがあり、同棟のメインエントランスにはシンボルのアキシマクジラの原寸大化石レプリカ(全長13.5メートル)を展示。ライトアップされたクジラのレプリカは、同施設の目の前を走るJR中央線の電車からも目に入り、開館前から注目を集めていた。

 図書館は、貸し出し・返却なども全てセルフでできるシステムを装備。学習室や個室などの座席予約もウェブで行うことができる。中高生用のコーナーや学習室、育児中の親が6カ月~未就学児の乳幼児を1時間無料で預かる(コロナ禍で開始時期は未定)など幅広い世代へのサービスを充実させる。

 借りた本のタイトルを預金通帳のような冊子に記帳できる「読書の記録」など、ユニークなサービスも。「読書の記録」の冊子は、市民の0歳~中学生に無料で配布する(大人は100円で購入可)。同館の磯村管理課長は「子どものために借りて読んであげた本のタイトルを通帳に記録して将来プレゼントするなど、親子の良い思い出となれば」と話す。

 「館内には友好都市である岩手県岩泉町産の木の椅子やテーブルを置き、木のぬくもりがたくさん感じられる。静寂読書室や開放的な屋外読書ひろばなども用意しているので、気分に合わせて使っていただければ」とも。

 郷土資料室は、アキシマクジラの実物の化石や土器、屋台人形などを展示する他、ICT機器を活用したデジタルミュージアムになっている。大型傾斜スクリーンに投影する迫力あるCG画像では昭島の魅力を発信する。

 旧校舎や旧体育館は取り壊さずに改装し、校舎棟には昭島市の教育・児童福祉などに関する施設を集約。体育館は、音響・舞台照明設備、可動式の客席を備えたホールになり、教育センターに通う児童・生徒の運動や発表の場として使うほか、一般市民の運動や講演会などの目的にも利用できる。

 昭島市生涯学習部社会教育課長の伊藤さんは「3月下旬にオープンが決定していた。コロナ禍の影響でオープンが延期になり、企画していた多くのイベントも開けないのは残念だが、コロナ対策を施し開館するので、この場を多くの市民の方に利用していただければ」と呼び掛ける。

 開館時間、休館日などは施設により異なる。

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