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立川グリーンスプリングスに美術館とプレイパーク エリック・カール常設展も

企画展は、tupera tupera(ツペラツペラ)の「かおてん.」

企画展は、tupera tupera(ツペラツペラ)の「かおてん.」

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 立川のグリーンスプリングス内に6月10日、絵と言葉をテーマにした美術館「PLAY! MUSEUM(プレイミュージアム)」が、19日に子どもの屋内広場「PLAY! PARK(プレイパーク)」(立川市緑町)が、それぞれオープンする。

立川グリーンスプリングスに美術館とプレイパーク エリック・カール常設展も

 4月10日にオープン予定だった同施設。コロナ禍の影響で延期となっていたが、新型コロナウイルス感染症対策として「安心・ゆったり」の取り組みを行い開館する。

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 同館は、ユニークな視点で作家や作品を特集する企画展(年に2、3種類)と、年間を通して著名な絵本作家を紹介する常設展の2つの展覧会を同時開催し、大人から子どもまで「誰もが楽しめる」美術館を目指す。

 オープニングを飾る企画展は、「かおノート」で人気のクリエーティブ・ユニット「tupera tupera(ツペラツペラ)」の「顔」をテーマにした展覧会。2メートルの大きな顔が並ぶ新作や床の上での顔遊びなど、平面・映像・立体とさまざまな表現の新作を多数展示。

 ツペラツペラは「来場者に『かおシール』で変身してもらい、来場者が作品の一部となりお互い他人の顔を見て笑ってもらう楽しい仕掛けなど、参加型の作品を用意した。感染防止対策で参加型の作品が見るだけになっているものも多くなってしまったが、見るだけでも『自分も何か作れる、手を動かしたくなる』という思いに不思議となるので、家に帰ってからも、料理する時、洗濯物を畳む時など、身近なもので『顔』を作って楽しんでいただければ」と話す。

 常設展は、世界的ベストセラー絵本「はらぺこあおむし」で有名な作家「エリック・カール」。アメリカのエリック・カール絵本美術館との共同企画で、絵本をおもちゃに見立て、虫の音が聞こえたり、光ったり、おもちゃのような絵本で遊びながら、「くぐる」「きく」「うごかす」「みつける」などの遊び方に分けて紹介しながら、エリック・カール独自のコラージュで描かれた美しい原画を展示する。施設内のカフェでは展覧会に関連したオリジナルフードを提供。現在は、はらぺこあおむしのサンドイッチやパフェ、ラテアートなどを用意する。

 美術館上の3階が、子どもの遊び場の屋内施設。広場の中央には、直径22メートルの大きな皿型のスペースがあり、子どもたちは体を動かして遊ぶことができる。コロナウイルス感染防止対策として、同スペースには当初予定していた遊具は当分置かず、代わりにいろいろな遊びを提案するという。しばらくの間は、安全に遊べる予約・入れ替え制の暫定プログラムとなり、土曜・日曜は同スペースで生演奏やパフォーマンスを披露する。

 そのほか、さまざまな材料や工具を使って、大人も子どもも楽しくものづくりに没頭できる工作コーナー、絵本や木のおもちゃがたくさんあるライブラリー、多摩美術大学の学生によるアニメ―ション作品を上映するシアターなどもあり、さまざまな遊びを展開する。

 施設を設計した建築家の手塚貴晴さん、由比さんは「子どもと大人が一緒に家族で楽しめる場所とした。広場で身体を使って遊んで、美術館で静かな時間を過ごすなど、動きのある場所と疲れたら休める場所を組み合わせて、子どもと一緒に大人も楽しんでいただければ」と来館を呼び掛ける。

 開館時間は10時~18時。プレイミュージアムの入館料は、一般=1,500円、大学生=1,000円、高校生=800円、中・小学生=500円、未就学児無料。プレイパークはイベントごとに異なる(予約・入れ替え制)。

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