くにたち男女平等参画ステーション・パラソル(国立市北1)が6月25日~29日の5日間、旧国立駅舎で「くにたちレインボープロジェクト」駅舎展示イベントを行う。
同施設は3年前の開設以来、「一緒に活動したい」「学びたい」と市民団体、学校、個人から声が寄せられたことをきっかけに「くにたちレインボープロジェクト」をスタート。
今回は同プロジェクトに賛同している一橋大学の学生団体「LGBTQ+ Bridge Network」「澁澤塾」と共に、内閣府が定める「男女共同参画週間」(6月23日~29日)に合わせ、「性別にかかわらず自分らしく生きられるまち」を目指すイベントを開く。各団体によるパネル展示、ワークショップ、ミニ講座のほか、来場者からのメッセージも募集。
25日は同施設による「~違うって素敵なことだよ~ にじいろ絵本カフェ」を開催。ジェンダーと友情についての絵本「くまのトーマスはおんなのこ」を読むほか、「~毛糸を巻いて作ろう!~ にじいろカラビナキーホルダー作り」を行う。
26日は「一橋大アウティング事件(LGBTQ+ Bridge Network)」、27日は「マイノリティーになるってどういうこと?(澁澤塾)」のミニ講座を行う。いずれも13時から。
同施設長の木山直子さんは「6月はLGBTQ+の権利を啓発するプライド月間。楽しみながら何かを学べる一日を国立旧駅舎で過ごしてみては」と来場を呼び掛ける。
パネルの展示時間は10時~19時(最終日は15時まで)。