立川市と立川市商店街連合会が主催する「輝く個店振興事業」の「たちかわの輝く個店」候補店の本年度の推薦受け付けが7月、始まった。
立川市内の個店の魅力を店舗デザイン・商品力・接客などの視点から審査・表彰する同事業。表彰店を市内外にPRすることで街の魅力を高め、商店街振興に結び付けることを目指す。今年で14年目。
募集しているのは「飲食店部門」「物販・サービス業部門」の2部門。例年、飲食店部門の応募は多いものの、サービス業部門の推薦が少ないという。飲食店以外にも「美容、健康マニアもびっくりのリラクセーションサロン」「行く度にワクワクするお気に入りの雑貨店」などの「物販・サービス業部門」のお薦めの店など、店の利用客らからの推薦を広く募る。一人でも推薦があれば審査対象となる。
推薦された店は数日間かけ、一店一店を審査員が回り、その中から候補となる店を選出した後、最終的には中小企業診断士や専門家などから成る審査会で審査を行い「輝く個店」を決定する。
受賞店は市報、市や同連合会ホームページで告知するほか、「たちかわの輝く個店」を紹介するリーフレットを市内各所で配布。「輝く個店」受賞店と街の情報や楽しみ方などを紹介するウェブサイト「たらった 立川」にも掲載する。
昨年の受賞店「地元農家のとれたて 野菜 のーかる」の佐藤店長は「当賞を受賞した際、たくさんのお客さまから『おめでとうございます』『映えある賞を受賞したと聞いて、わたしもうれしい』などの声を頂いた。自分事のように一緒に喜んでいただけて本当にうれしく、感謝と共に心を揺さぶられた」と当時を振り返る。
「立川には濃い店主のユニークな店が多いと思う。当イベントを通じて、より多くのお店を知っていただければ」と話す。
推薦の締め切りは9月30日。ホームページのフォームで受け付ける。