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武蔵村山の農園でブドウ販売始まる 人気のシャインマスカットも

小林農園のシャインマスカット

小林農園のシャインマスカット

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 武蔵村山の小林農園(東京都武蔵村山市中藤5)が8月16日、今年採れたブドウの販売を始めた。

小林農園のぶどう畑のようす

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1960年(昭和35)年にミカン栽培を始め、60年以上にわたり代々ミカンを作り続けている同園。38年前にブドウ栽培も開始。同園は畑が狭山丘陵の南斜面の立地で、陽当たりと水はけの良い畑のため、ブドウ栽培に適しているという。併せて、除草剤は使わず、刈り払い機により人の手で草を管理。土壌への負担となる化学肥料はできる限り削減し、環境に配慮して栽培している。

販売するブドウの種類は、8月16日~「高尾」「藤稔(ふじみのり)」、同25日~「シャインマスカット」など。「高尾」は東京生まれの品種で栽培が難しいため、全国的には希少な品種。種の無い種類で、甘みが強く酸味が少ないのが特徴。「藤稔」は粒が大きく果汁を多く含んだみずみずしいブドウで、酸味と甘みのバランスが取れた品種。シャインマスカットは皮ごと食べられる種無しのブドウで、甘みが強く人気。

「高尾」「藤稔」は1キロ当たり1,800円、「シャインマスカット」は同2,500円。

小林農園3代目の小林卓矢さんは「ホームページやSNSで農園の情報を発信し、オンラインショップでも購入できるようにしているが、今年はギフト用のブドウは品種によってはすでに予約を締め切っている。価格がお手頃な家庭用のブドウも用意しているので、ぜひ農園までお越しいただければ」と来園を呼び掛ける。

営業時間は9時~17時。販売は9月上旬まで(無くなり次第終了)。

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