立川の屋台村パラダイス跡地に12月20日、「GALERA FOODMARKET TACHIKAWA（ガレーラ フードマーケット 立川）」（立川市曙町2）がオープンすることが決定し、出店テナントが明らかになった。

ガレーラの入居テナント10店舗一覧

　オーナーである「ミート・コンパニオン」（富士見町6）が、「MOTHERS」代表の保村良豪さんをプロデューサーに迎え、地元・立川の若手飲食店経営者を中心に声掛けして生まれた同施設。ガレージ風のフードマーケットは立川周辺の人気店10店が集結。ワンフロアの施設の中で10店が同時に営業し、個店集合業態として新しいフードスポットを目指す。

　「立喰い鮨（ずし） 喜十朗」は、立川北口「あてまき喜重朗」が立ち食いずし業態で出店。「Tamaya craft beer」は、立川の焼き鳥店「玉屋」のクラフトビール業態。「VIGO OYSTERBAR」は、中野のワインバル店「オルガニコ」が自然派ワインとカキとタパスで出店。立川南口で「cafe sov」「ロロベーカリー」を経営している「GALERA PRESS COFFEE」は、ガレーラの玄関口のコーヒーショップ。「TACO WASA TOKYO TACOS」は、現在キッチンカーで営業している立川のタコス専門店「タチカワ ロコ」が復活する。

　「立川ちゃんぽん エビサワ」は、立川南口のオーナーが亡くなり惜しまれて閉店したちゃんぽん店の味を「MOTHERS」が再現。「向日葵屋」は、吉祥寺の居酒屋「ひまり屋」が立川初出店。「OAK」は、日野のビストロバー「H.P.STYLE KITCHEN」の新店。「餃子（ぎょうざ）のニューヨーク」は、「春巻のニューヨーク」として春巻きのほかの飲茶も提供。我楽多屋・かもしやなどを展開する「鶏だしおでん ねりもん」は、鶏のガラを香味野菜と共にじっくり炊き上げた「鶏だしおでん」を提供する。

　ミート・コンパニオンの阿部昌史社長は「コロナ禍で苦しんでいる飲食店を活気付け、2年間、コロナで人が減った北口の日陰の場所へ人の流れを作り、曙町をランドマークのようなエリアにしたい。飲食店が街や地域へ貢献できる施設を建設前から10店舗のオーナーと一緒に考え、現在みんなの気持ちがそろいオープンへと至った。飲食店の人を集めるパワーで立川の地域貢献と人材育成を行っていきたい」と意気込む。

　営業時間は11時30分～23時30分（オープン日は17時～）。