クリエーターらが「猫プロジェクト」立ち上げ-地域猫保護活動支援で

写真は6種類の紙で作ったDM

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 ギャラリーカフェ「亀福」(国立市東1、TEL 042-573-3580)で、10月17日から、猫好きのクリエーター6人による「猫風゜呂(ねこぷろ)御披露目展」が開催される。

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 同プロジェクトは、赤川次郎さんや勝間和代さんの著作イラストなどを手掛ける上杉久代さん、くにたちビールのラベルデザインなどを手掛け、国立市内の地域猫の保護活動を行う小林未央さん、エディトリアルデザイナーのじんのよチコさん、同プロジェクトでDMやポスター、装本を手掛けるひがゆきこさん、国立市在住の挿画家のひらまつみわさん、フリーグラフィックデザイナーの矢部政人さんの6人が立ち上げた。「そもそも、同業種でありながら、仕事では接点の無かった6人が、「猫」という共通言語を通じて今回のプロジェクトを発足した」(小林さん)。

 また、同プロジェクト内の数人は、地域猫の保護活動を行っているが、個人負担で猫の保護や去勢手術などを行っており、その活動資金は募金活動やフリーマーケットなどで得るしか方法がないという。「私たちクリエーターの想像力と創造力を充分に生かし、『猫』をモチーフとしたグッズやアイテムを企画提案し、企業や協力会社へ働きかけて商品化することで、その収益の一部を地域猫の保護活動のための資金に充てられたら、と考えている」(同)。

 今回製作したグッズは、風呂敷や手ぬぐい、傘などの日用品をはじめ、折り紙、ガムテープ、ノートやふせんなどの文具など多数。同展で披露し、一部は販売も行う。「仕事とは違って、制約も無く自由な発想でデザインワークに取り組み、自分たちの視点を生かして、かわいいだけではなく、どこかクスっと笑える、ユニークでユニセックスな作品づくりを心がけている」(同)。

 さらに「今回、この展覧会では、アイディアを公開プレゼンテーションのような形で紹介し、来場者の反応やご意見を踏まえて今後につなげたいと考えている。猫が好きな方もそうでない方も、気軽に立ち寄っていただければ」(同)とも。

 開催時間は11時~19時(最終日は18時まで)。今月21日まで開催。

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