「昭島市産業まつり」が現在、開かれている。
「あきしまの産業が好き~めぐってあつめる1か月 密にならずに見つける あきしまの魅力~」と副題を掲げる同イベント。ホームページ上の「デジタルブース」と体験型の「リアルイベント」で市内の産業を紹介するほか、イベントや来店で参加できるスタンプラリーを用意する。
52回目を迎える同イベントはコロナ禍以前、KOTORIホール(昭島市民会館)周辺で2日間にわたり開いていた。同市産業活性課産業振興係の山田恵理さんは「2年連続の中止を経て、ウィズコロナで期間や場所を分散して、密にならずに昭島の産業の魅力を市民に伝える方法を考えた」と話す。
デジタルブースでは、市内のものづくり事業者や、農業、深層地下水100%の水道水「あきしまの水」を紹介。多摩大学の学生による、同市をバーチャル体験できるアプリを紹介するほか、キーワードを集めるとスタンプラリーの特賞に応募できる企画を用意する。
リアルイベントでは、市内の企業や店・団体が「農ウォーク」「まちゼミ」など、遊びや学びのイベント50件以上を市内各所で開催。イベント参加でもスタンプを付与する。
スタンプラリーの景品は市内事業者が提供。景品は「電動アシスト自転車+ステンレスキーホルダーオーダー券」「Nintendo Switch+のちかっぱーデザインケースとアクリルスタンド」「ソーダストリーム+産業まつりオリジナルクラフトビール・あきしまの水セット」「フォレスト・イン昭和館 ペアチケット」など。「景品でも市内の産業を知ってほしいと、既製品とオリジナルグッズを併せた」と山田さん。
「ウィズコロナによる分散型イベントは産業まつりでは初の試み。今後も反響を見ながら改善していきたい。リアルとデジタルとスタンプラリーで昭島の魅力を知っていただけたら」と参加を呼びかける。
12月18日まで。