毎年好評の「国立の風景」カレンダー-国立のゴトー印刷が今年も発売

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 国立の印刷会社「ゴトー印刷」(国立市東)が今年も「国立の風景」カレンダーを作成した。カレンダーは2002年から毎年製作し、今年で8年目。

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 今回は、国立在住の3人の画家がイラストを担当。毎年描いている岩知道浩子さんは働きながらテキスタイルデザイナーとしても活躍している。「今年初めてイラストを担当した倉田一明さんと柳原ゆかりさんは水墨画のサークルで知り合い、イラストをお願いした。倉田さんは微生物の研究をしながら、以前から好きだった絵を描き続けている方。柳原さんは、ある広報誌で挿絵を描いており、以前から素敵だと思っていたので今回お願いすることにした」(ゴトー印刷の後藤さん)。「現在取り壊され保管されている国立駅舎が、以前のように大学通りと一体になった景観が復元されるようにとの願いも込めて製作している」(同)とも。

 「以前は1,500部程しか印刷していなかったが、ここ数年は1,500部印刷するようになった。今回も1,500部。このカレンダーの存在がだいぶん浸透してきて、毎年楽しみにされている方も多くなったのを実感している」と後藤さん。予約もすでに700部ほど入っているという。

 「カレンダーを買ってくださる方は、国立に思い入れがある方が大半。以前国立に住んでいた方や今現在住んでいる方、国立が好きな方が多い。もちろん、国立をあまりよく知らない方でも気に入って購入していただけるとうれしいし、それをきっかけに国立を好きになってもらえれば」(同)。

 今後は、画家を増やしていろいろんなタッチの国立の街並みを絵にする企画もあるという。「今は、カレンダーのほかにポストカードや一筆せん、年賀状も製作しているが、他のグッズも増やしていきたい」(同)とも。

 価格は500円。置き型のみの販売。国立市内の文具店、書店などで販売中。

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