「中華食堂 二ノ國(にのくに)」(立川市柴崎町2)が立川駅南口にオープンして、4月14日で1カ月がたった。
同店は立川駅南口西側に構える中華食堂。店主の森田聖也さんは「看板メニューの担々麺や五目そばや中華丼、定食など、個人店ならではの食事をアットホームに楽しんでいただければ」と話す。
森田さんは立川生まれ立川育ち。「やきとり処 月忠(現・大舞)」(曙町)の店長職を経て、2018(平成30)年に「鴨と肴 担ぎ屋」(柴崎町)を独立開業し、2021年には「立川市輝く個店(飲食店部門)」を受賞した。
「担ぎ屋」と並行して、同時期に知人と共同開業した「担々麺 にし森」(曙町)では「まんパク2019」にも出店した森田さん。将来的にラーメン店の海外出店も視野に入れながら、中華食堂としての移転オープンに踏み切ったという。「若者がお酒をあまり飲まなくなる傾向にあり、居酒屋商売から食事商売に転向してみようと考えた」とも。
メニューは「二ノ國担々麺」(810円)、「ニラそば」(765円)、「油そば」(720円)、「汁なし担々麺」(765円)、「黒胡麻(ごま)担々麺」(810円)、「五目中華」「中華丼」(以上882円)、「マーボー豆腐定食」「キクラゲ卵炒め定食」(以上1,000円)など。
「担々麺は自家製ラー油をベースに濃厚クリーミーに仕上げた。具だくさんの五目中華そばや中華丼も人気」と森田さん。「今後は酒やつまみのメニューを充実させ、得意の和食を取り入れたコースも展開していきたい。足を運んでいただければ」と呼びかける。
営業日は、11時~14時・17時~22時、月曜定休。