立川の「アリーナ立川立飛」(立川市泉町)で8月2日、「夏巡業大相撲立川立飛場所」が開催される。勧進元は「立飛ホールディングス」(栄町6)。
同社は「東京オリンピックに向けて地域に何かできないか」と考え、1979(昭和54)年当時の同社所有の野球場で開かれた春巡業以来、2016(平成28)年に37年ぶりに開催。その後、ほぼ毎年、立川に誘致。今回で5回目となり、恒例行事になりつつある。
同社地域貢献推進室の小山裕之さんは「弊社はスポーツ・文化・芸術等、地域貢献につながる取り組みをしている。大相撲巡業は、日本の国技文化である相撲を多くの子どもたちに楽しんでもらえるように夏休みに行っている」と話す。
当日は、公開稽古が行われた後、幕下力士、幕内力士の取組が行われる。「相撲甚句」「初切(しょっきり)」「髪結実演」「横綱綱締実演」なども。
小山さんは「公開稽古、髪結実演など、テレビでは見ることができない企画や身近に力士を感じる巡業ならではの触れ合いを体験してほしい。昨年はコロナ禍の影響で中止されていた相撲協会地方巡業が2年8カ月ぶりに、立川立飛場所をスタートに制限付きで再開された。今年は飲食の制限や声出しの応援なども制限がないので、楽しんで力士を応援していただければ」と呼びかける
料金は、タマリ席=1万3,000円~、マス席(2人分)=2万2,000円、椅子席=1万円~、2階席=6,000円~、福祉席(介護者を含む2人分)=1万4,000円など。チケットはチケットぴあで販売するほか、セブン-イレブンに設置のマルチコピー機でも扱う。
9時開場。15時打ち出し(終了)予定。