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火災被害を受けた立川市立第七中体育館へ教育備品寄付 CFで協力呼びかけ

焼失前の体育館で、ヴェルディビーチサッカーチームと交流する生徒たち

焼失前の体育館で、ヴェルディビーチサッカーチームと交流する生徒たち

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 火災被害を受け焼失した立川市立第七中学校(立川市西砂町6)の体育館にバスケットボールなどの教育備品を贈ろうと、立川プロスポーツ連絡会が現在、クラウドファンディングで協力を呼びかけている。

七中バスケ部員と立川ダイスのメンバー

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 同体育館は、2022年6月30日未明に発生した火災により、2階の倉庫から天井まで燃え広がった。幸いにも人的被害はなかったが、歴代の卒業制作などの多くの歴史と思い出の詰まった体育館の躯体をはじめ、ボールやマットなどの教育備品の全てが使用不能になった。

 被害を知った、立川市をホームタウンとして活動する、アルバルク東京や立川ダイス、東京ヴェルディなどのプロスポーツチームと立川商工会議所によって組織された連合体「立川プロスポーツ連絡会」がクラウドファンディングを立ち上げ、寄付を呼びかけている。日頃から同市の小中学校と選手の学校訪問や試合会場への招待などを通じて交流しており、同校もその一つだった。

 同会の岩下光明委員長は「慣れ親しんだ学びやを失い、体育の授業や部活動、卒業式をする場所もなくなってしまった生徒たちが受けたショックは計り知れないものがある。少しでも笑顔を取り戻してほしいと願い、バスケットボールなどの備品の寄付や部活動の練習場所の提供、選手による出張競技始動などをしていたが、『クラウドファンディングを活用し、もっと大きな支援ができないか』と考え実施に至った」と話す。

 同校バスケット部所属で3年の綾部京典さんは「大事な大会の直前だったので、この先体育館を使った授業や練習はどうなるのだろうととても不安だった。しかし、火災があったことで多くの人の協力の下、いろいろな場所や人たちと練習することができた。僕は新しい体育館ではもう部活はできないが感謝の気持ちでいっぱい。体育館再建のために動いてくださった人たちのためにも後輩たちには一生懸命練習し、より一層の努力をしてほしい」と話す。

 岩下さんは「仲間の力を合わせれば、失ってしまったものよりもっと大きな希望を生むことができるという思いを生徒たちに伝えたいので、ぜひ力を貸していただきたい」と協力を呼びかける。

 目標金額は300万円。目標金額を達成した場合のみ集まった支援金を受け取ることができるオール・オア・ナッシング方式で行う。現在、残り6日で286万円。リターン品はプロスポーツチームのユニホームや試合観戦チケットなど。

 支援の申し込みは、11月30日23時まで。「READYFOR(レディフォー)」で受け付ける。

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