立川での映画・テレビ番組・TVCMなどの映像作品の制作・撮影支援を行っている「立川ロケーションサービス」が1月13日、ロケ地紹介の「立川ロケーションサービス展示会」をシネマシティ シネマ・ツー(曙町2)1階で始めた。
立川ロケーションサービスは、立川観光コンベンション協会(曙町2)とデイ・ナイト(千代田区)が運営。「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」ではエキストラ出演のボランティア募集、「ブラザー・トラップ」では関係者以外立ち入り禁止である総務省の自治大学校での撮影など、監督や撮影隊のイメージに合ったロケ地の提案や各所との調整、手続きの代行などを行う。同協会の井上悠斗さんは「ドラマや映画の舞台になることで立川の魅力を広くPRするのが活動目的。市民に普段と違う視点で立川市の魅力を再発見してもらい、作品や出演している俳優のファンが立川に来るきっかけになれば」と話す。
「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」で実際に使われた衣装の展示や、「警視庁・捜査一課長 ヒラから成り上がった最強の刑事!」「緊急取調室 特別招集2022 ~8憶円のお年玉~」「美男ペコパンと悪魔」「ブラザー・トラップ」などの作品のパネル展示をする。その作品が立川のどこで撮られたものなのか写真付きの説明があり、駅周辺のマップを用いて身近な場所で撮影が行われていたことを感じさせるよう工夫する。
井上さんは「普段は見ることができない撮影の裏側も紹介する、立川ロケーションサービスならではの展示会になっている。展示作品を知らなくても楽しめる内容になっているので、多くの方にお越しいただきたい」と来場を呼び掛ける。
開催時間はシネマ・ツー営業時間内。入場無料。2月4日まで。