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立川「オーベルジュときと」 王将戦おやつのアフタヌーンティー提供

王将戦おやつのアフタヌーンティー

王将戦おやつのアフタヌーンティー

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 「オーベルジュときと」(立川市錦町1)の茶房が現在、同店が王将戦の対局会場となったことを記念して、藤井聡太王将と菅井竜也八段対局に提供した「おやつ」各種が味わえるアフタヌーンティーを期間限定で提供している。

茶房内観

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 この場合の「おやつ」は、将棋の長い対局中に棋士が取る間食のこと。今月7日・8日に開かれた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負第4局立川立飛局」の対局場となった同施設。「和のアフタヌーンティー“茶請箱(ちゃうけばこ)”」(7,590円)を王将戦記念メニューとして、棋士に提供したおやつを含む約20種のセイボリー・和洋菓子を3種のお茶と共に提供する。

 メニューは、「“ガリガリ”シュークリーム」「ミニたい焼き」「練り立てわらび餅メープルきな粉と黒蜜」「ミルクジャムと柑橘(かんきつ)のロールケーキ」など。シュークリームは、ナッツや卵白で独特の食感を加え、伊藤養鶏場(西砂町)の卵を使うなど食材や焼きたてにこだわる。わらび餅は、練りたての食感に、「わずかな隠し味」としてメープルシロップやオレンジリキュールを忍ばせる。

 総合プロデューサー兼総料理長の石井義典さんは棋士の滞在を振り返り、「王将戦では対局に意識が集中できるよう、日常でも召し上がる味でありながら活力となるよう、最高のおいしさと健康面に配慮し、ほっこりとしたおいしさとなるように工夫した」と話す。「立川ならではの素材をできる限り使った」とも。

 昨年4月にオープンし、この春で1周年を迎える「オーベルジュときと」。石井さんは「棋士が選んだ限定メニューを、いつも通りのスタッフとのコミュニケーションと共に、非日常の空間でお茶を通じた“とき”を楽しんでいただければ」と利用を呼びかける。

 営業時間は11時~17時。火曜定休。3月31日まで。

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