うどん居酒屋「UDON(うどん)酒場 三三六號(さんさんろくごう)」(立川市緑町4)が4月1日、立川駅北口サンサンロードにオープンした。
武蔵野うどんと居酒屋メニューを提供する同店。武蔵野うどんとは、多摩地域から埼玉県西部にかけて広がる武蔵野台地周辺で古くから食べられてきたうどんで、低加水でコシのある太い麺が特徴。同店では、亀製麺(国立市)に麺を特注し、羅臼産昆布、ウルメイワシ、サバ節、宗田ガツオ、焼きイリコからとっただしをベースに、基本の肉汁うどんから、クリーム系・アジアンなどの進化系まで約20種類を用意する。
メニューは、「きつねとわかめのおうどん」(880円)、「肉汁のおうどん(温・冷)天ぷら付き」(1,280円)、「牛すじぼっかけのおうどん」(980円)、「カツカレーのおうどん」(1,480円)、「明太クリームのおうどん」(1,580円)、「グリーンカレーのおうどん」「花椒(かしょう)香る担々のおうどん」(以上1,380円)、「お子様うどん」(380円)など。
店主は、立川を中心に中央線沿線で「焼鳥かもしや」「charcoal grill & bar 我楽多家」などを展開する後藤信人さん。後藤さんは「10年前にこの通りに住んでいた頃から、近所にファストフード店が少なく、気軽においしいうどんが食べられる店が欲しいと思っていた。武蔵野うどんは僕らのソウルフード。定番から進化系までメニューを増やし、器にもこだわった」と話す。
店名の「三三六號(さんさんろくごう)」はサンサンロードとかけた。「號は号令やほえるという意味があり、サンサンロードがもっと盛り上がるよう名付けた」と後藤さん。「昼に比べて夜は人通りが少なくなるので、得意分野の居酒屋を組み合わせて、貸し切りの宴会もできるように内装も工夫した。スクリーンとプロジェクターもあるので、近隣の会社にも活用いただければ」とも。
場所は居酒屋「琉球坊主 立川北口店」跡で、旧店主と後藤さんが同い年で釣り仲間であることから声がかかり、引き継いだという。後藤さんは「こだわりのうどんはいろいろな味があるので何度来ても楽しめる。居酒屋メニューと併せて、昼も夜もお楽しみいただければ」と来店を呼びかける。
営業時間は、11時~14時30分、16時~22時30分(土曜・日曜は11時~22時30分の通し営業)。