くにたち文化・スポーツ振興財団(国立市富士見台2)は、3月20日、くにたち市民芸術小ホール(同)の活性化を目指し、「くにたち芸小友の会」を発足する。
今年で開設20年を迎える同ホールは、音楽、伝統芸能、演劇などを身近に鑑賞できる場や、市民の文化活動の場として親しまれている。同会は、文化芸術に興味ある市民や近隣市住民、「芸小ホールの活動を支えたい、自らが活動に参加したい」と考える人々を対象にした、市民参加型ホール作りへの取り組みの一環。
活動内容として、会員やホール職員が意見を出し合うための場として、「友の会サロン」を月1回開催することで、市民の要望や潜在的な地域ニーズを発掘し事業に反映させるのが狙い。
入会は随時受け付け、年会費は2,000円。1年間ごとに更新を行い、会員証を発行する。
会員は、同ホール主催・共催事業のチケット料金を割り引きで購入できるほか、チケットの先行予約・購入、事業への特別招待などの特典がある。
同財団では友の会発足により「これまで以上の鑑賞機会の促進を図りたい」としている。初年度会員獲得目標は300人。
入会方法などについての問い合わせは、同ホール事務局(TEL 042-574-1515)まで。