国立・さくら通り東側突き当たりにあった書店「櫻文堂」(国立市富士見台1)が11月にリニューアルし、新たに「アートスクエア櫻文堂」として貸しギャラリーをオープンした。
同ギャラリーでは利用目的に応じて、64.48平方メートル、82.5平方メートル、146.98平方メートルの3つから広さを選ぶことができ、天井の高さも2.7メートルあるため、大型絵画や立体・オブジェなども展示できる。車での来場や搬入・搬出の際にも活用できる無料駐車場も完備し、バリアフリー構造のギャラリーづくりを意識した。
現在、第1回個展として、国立市富士見台在住のプロ写真家飯島浩さんによる写真展「Layered Oblivion(積層された忘却)」が開催されている。
「国立市には芸術家が多く市民のアートへの関心も高いが、割安な料金の大型個展会場がないところに注目したのが今回のリニューアルのきっかけ」と同ギャラリーの北島さん。「そのため、個展だけでなく、広い空間や壁面を必要とするグループ展にも最適なギャラリーと自負している。多くの芸術家や市民に活用していただければ」とも。
利用時間は10時~18時。申し込みは電話で受け付ける。