たましん事業支援センター(通称＝Winセンター、立川市曙町2）で1月23日、「コミュニティビジネスフォーラムin立川」が開催される。主催は立川市。

　同イベントは、「コミュニティビジネス」についての理解や、市民活動の新たな事業展開と地域活性化につながる仕組みづくりなどをテーマに開催する初めてのイベント。「立川市内では、地域コミュニティーに対して何かしたいという思いを持って活動する人や団体が少しずつ増えているが、人手や資金が不足して事業を継続できないという話も少なくない。このイベントを通じて、多くの人に彼らの活動内容を知っていただき、その思いをつなげていきたいと考えイベントの開催を決めた」（市民活動課担当の中村さん）。

　当日は、法政大学社会学部准教授の樋口明彦さんが「地域活性化におけるコミュニティビジネスの可能性」をテーマに基調講演を行い、ケア・センターやわらぎ事務局長の相田茂さん、コミュニティーカフェステッチ代表の青木栄司さん、TTM社長の秋山廣さん、「育て上げ」ネット地域担当部長の井村良英さん、高齢者の食と職を考えるチャンプルーの会代表紀平容子さんのほか、コミュニティービジネスを展開している学生たちの発表も行う。その後、交流会を予定。

　「市内でコミュニティビジネスの活動が活発になっているとはいえ、まだまだコミュニティビジネスという言葉自体が浸透していないのが現状。地域のために何かしたい、地域活動に興味がある人にぜひ参加していただきたい」とも。

開催時間は13時～16時40分。参加費は1,000円（資料代、交流会のドリンク、菓子代含む)。定員70人（事前申し込み制）。申し込みはファクスで受け付ける。